整備・点検

人間に例えると病気にならないように、日ごろの予防や、検診が重要です。
車も同じように、定期的な点検がとても重要です。

「車検」と「定期点検」は別物です。
第1回でも「車検」と「定期点検」の違いについて述べましたが、車検は検査時点で国が定める最低限の基準に適合しているかを検査するもので、
次の車検までの安全性を保証するものではありません。一方「定期点検」は、劣化や摩耗するクルマの部品をチェックして、
故障が発生する前に整備する「予防整備」ですので、この違いをよく理解し、定期点検を確実に実施しましょう。
点検・整備はユーザーの義務です。
自動車ユーザーには、法律(道路運送車両法等)により、自動車を点検・整備し、適正な状態に維持すること、
および定期点検の実施が義務付けられています。自家用乗用車の定期点検には、車検と車検との間に行う「法定1年点検」と、車検と同時期に行う「法定2年点検」があります。
2年点検は、今述べたように車検と同時期のため、整備工場に車検を依頼する際に、多くのユーザーが実施していますが、
1年点検については、フロントガラスに貼付してある定期点検整備済ステッカー(第1回参照)等でよく実施時期を確認して、忘れずに実施しましょう。
また、2年点検についても、ユーザー自身が国の検査場へ自動車を持ち込み、車検を受けた場合や、ユーザー車検代行業者に依頼して車検を受けた場合は、
実施していないケースがほとんどですので、車検が通った場合でも安心せず、整備工場で予防整備である定期点検を実施するようにしましょう。
定期点検(予防整備)を実施することで次のようなメリットが生まれます。

  • トラブル防止やクルマの性能の維持、安全の確保
  • 燃費の改善などによる省エネルギー性能の維持
  • CO2排出量の削減など環境保護にも貢献

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